続・ヴィンテージランタン「PL53」考
昨年のクリスマスにUKより届いた自分へのプレゼント。
キャンプレポで軽くサラっと点火した旨を報告しておりましたが、
もうちょっと細部のレポをば。
1950~60年代に製造されたこのTILLEY「PL53」ランタン。
約60年経ってもしっかり明るく照らしてくれます。
その当時、どこの国のどんな人が使っていたのだろうか・・・
どんな家、どんな幕の中を明るく灯していたのだろうか・・・
考えるだけでもロマンを感じます。
このPL53はずっと探していたランタンでもありまして、
過去何度も某オークションで苦汁をなめました・・・
PL53に惚れた一番のポイントは通称オニオングローブと呼ばれるこのホヤ。
読んで字のごとく、玉ねぎのような形状をしている為、このように呼ばれています。
すごく暖かみを感じます。
細部を見ても、今のランタンにはない細かな細工が。
こういう所がハマってしまうポイントなのかもしれません。
真鍮で造られたボディは酸化して黒ずんでしまうけれども、またそれも味と言うことで。
製造年によって、タンクから延びるハンドルがストレートタイプだったり・・・
素材が真鍮でなく鉄で出来たものもあったり・・・
これは戦争が影響しているのですが。
そのような時代のものを運よく手に入れる事が出来て、そしてそれを飾っておくだけでなく
実際キャンプ等で使える喜び。
このPL53も後世に伝えていきたい逸品であることに間違いないと思います。
皆さんも是非後世に残せる逸品を探してみてはいかがですか?
ただし、ランタンの「沼」はとても深くて抜け出せなくなってしまう可能性がありますのでご注意を(笑)
さて、次はどんなランタンを買おうかな・・・(笑)
おそまつ。
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